進撃の巨人season3#45 オルブド区外壁

派手なアクションが少ない分、声優さんたちの声の魅力・・・演技力が冴え渡ります。シナリオもテンポがいいので声だけ聞いていても凄くいいんです。さらにすばらしい絵がついているので・・・ってなんかべた褒めになってますw大体いつも褒めてますけど。

 

アバンで前回のあらすじをやらなければエレンの「ちびおやじ」入ったのでは?と一瞬思いましたがそのシーンを足すだけでどれだけ作画がとか思ってしまい大人の事情を察してしまいました。ちびおやじシーンはたしかに美味しいし見たかったかもしれないけどあそこでいきなりエレンが始祖の力を試そうとするのちょっと唐突じゃないかと思っていたので納得はできます。

 

ハンジさんの介護どうなってるのかなと思ったらアルミン&モブリットでつれ歩いてる!!いいの?重症でないアピール?
「お前たちはハンジを外に連れ出せ!」って言った兵長の声がさ、いつもと違うのに気がついてしまいました。声低い何それ素敵。いつもの冷静な艶のある声じゃなかった。

 

自暴自棄になってるエレンに対してヒストリアが言ったのは自分がかつてユミルに散々いわれていたことと同じ。

クリスタは表面上は「自分なんて要らないといって泣いて」はいなかったけど心の奥でずっとその思いを抱えていたことにユミルは気がついていた。ユミルはそのクリスタの行動に一つ一つ突っかかっていって否定することで救いの手を差し伸べていたわけです。たぶんその頃はなんでユミルがこんなにもつっかかってくるのか判らなかっただろうけど、いまのヒストリアにはその思いが今ここで自分を救ってくれたという自覚があるから・・・・だから同じ思いを抱えて自暴自棄になっているエレンに自分が手を差し述べることが出来たんだといます。あと自分の存在価値をそこに見出したのかな?と。

 

同じく自暴自棄のエレンに対しての104期が言葉乱暴でもやさしいし。ジャンなんか特に。サシャが丁寧語じゃないところもユミル&ヒストリアの影響を考えるとうれしい。あのあとサシャは相変わらず普段は丁寧語だけどここぞといときには訛りを隠さななってる。それがありのままのサシャなんだろうなと思います。

 

ところでハンジさんは結構な怪我だと思うのですが「走りましょう」はないんじゃないか?アルミン!ここはモブリットがお姫様抱っこをしてだな・・・・・

そんな怪我の中始祖を語るハンジさんが色っぽいし、ハンジさんに負けず劣らず語るヒストリアもカッコいい。あと兵長に覚悟を聞かれて「はい」と答えるエレンの声の凄みが心に響きます。

 

やっぱりここに「女王になれ」きました。

強制的に何も判らず暴力に屈したヒストリアよりも出自を知って自分の役割を自覚した今のほうが説得力はあります。言いたいことをはっきりいえないコニーとコニーを代弁するジャンがかわいいなあ。なにげにジャンヒスみもある今回。

ミカサのあれは冗談半分の私怨だよね。
今まで散々エレンを追うところ止められて邪魔されてきたから。わかってはいてもそこはやはり「いつかあのチビにしかるべき制裁を」←wだし。

ヒストリアとミカサの関係がいまちょっといい感じだと思うのでそこにつけ込んでみましたという、ね。

でないと兵長、ヒストリアに殴られる理由は今回明確にはないから・・・。

 

 

あれがないこれがない端折られたと否定的な意見が目立っていた3期アニメ。(否定的意見そのものを否定はしません。たいては私も同意見ではあります。)ネガティブなオーラから自分自身を守るためにできるだけいいとこ探しの感想を書いてきましたがそろそろもうそういう意見もあまり聞かなくなったので自分の心も落ち着いてきました。

これからはたぶんアニメ本編のお話のほうがずしーーーんとくるものになっていくのでそういう意味で感想を書くのもしんどくなりそうです。

来週のことは体力と気力と相談のうえでww