進撃の巨人 #111 森の子ら
アニメがいったん終わっちゃってちょっとしょんぼりしてましたがやってきました別冊マガジン発売日。
もうね、後半泣きながら読んでました。ニコロさーーーーーん!!!あなたこんなに激しい思いを秘めていたの???なんてこと。そのほかにもいろいろなことを考えていて半日使い物にならなくなってました。やっぱり別マガ休暇は必要だわ。
こうしてみるとやはり調査兵団は若いなあ。甘い汁吸いまくりの憲兵団はどのシーンをみてもオッサンばっかり(若いもんがいるのは現場だけ)そういう意味でちょっとなめられてたりするんだろうか?するんだろうな。
ピクシス指令にほっとするのは基本的により多くの人を死なせない方向に持って行こうとするところであり、結構な狸おやじであることは間違いないのだけどその知恵をそういうところに絞り出すところ。あっさり降参はしておくけど交渉次第で好きにはさせないぞというしたたかさと、あともう一つ・・・ザックレーへの思いが垣間見えるのが何とも。長い付き合いの中には色々(苦労を共にした的な)あったんだろうと想像してしまう。
キヨミ様もただの金の亡者ではなく心底ミカサを案じているところがあるとわかりミカサもそれに気付いたように見える。ミカサがこのままヒイズルに取り込まれることはないとは思うけどエルディアにありながらたぶんヒイズルとのつながりを断ち切らずにいるだろうなと思うので「エレンだけが家族」ではなくなっていくのかも。エレンほどの強い絆ではないにしても・・・・。
そしてレストランの話。
ニコロさんが思っていた以上に激昂してあからさまな殺意をガビにむけていた事で私自身の気持ちが(こう言っていいのかわからないけど)スッキリしたところがある。あんなに激しくサシャを想ってくれていたんだという所で涙が出てきてそれから最後まで泣きっぱなしだった。サシャ両親は自分たちの怒りや悲しみより先にニコロさんの感情を全部受け止めちゃったりしてないのかな。
娘を失った悲しみや憎しみがなくなるわけではないけど。あのシーンがあったからこそ森の話が抵抗なく入ってくるなぁと、思った。許せる訳ないんだよね。ものすごい葛藤があそこにいた人たちの中にはある・・・皆、失ったものが多すぎる。その辺をまだガビはわかっていないのね。