進撃の巨人 #109 導く者

もう別マガ更新日に休暇取るのが習慣になりつつあります。捧げる前に心臓が痛いです、先生!
今月はさらにえぐり取られるような内容で今後も削り取られる覚悟が必要な展開ではあるのですが先月先々月よりはちょっとしたカタルシスがありますます面白くなってきました。

 

一つ目は調査兵団団長ハンジさん。

つらい立場にあります。彼女(性別は不明となっていますが便宜上女性として)が煽って解放したリーブス商会や新聞社に追及されても本当の事が言えずに結果沈黙せざるを得ない状況。彼女は今まで真実を追求する姿が描かれていたしそれを包み隠さず公表することが信条であったように思えるので辛いだろうなあ。そしてそれが自分が追い詰めたサネスの言葉となって返ってくるのだから。
折れそうになり泣きたくなるのを堪える連続した三コマはいかにもハンジさんらしさにあふれていてそれでもあきらめずまだ「調べること」に向かっていく姿と決意の表情が力強く美しく描かれています。ホントここ、ハンジさんすごい美人で凄味があってどのコマをとっても永久保存ものです。

責めるような口調のロイとピュレに対してフレーゲルはまだ信じていてくれると思わせるその言葉が救いになってる・・・と、ふとコマの隅みるとちゃっかりアルミンハアハアおじさんがいるのヤメテ・・・w(モットヤレ)

ところで最近5巻あたりを読み直していたら王政お墨付きの新聞以外に商会が回報みたいなの出していて王政が隠匿している情報を流してるじゃない!ディモさんすごいや!商会独自のネットワークがしっかりあったんだね。

 

フロックとの対話中にいる104期のそれぞれの服装が気になったので少し。
コニーは完全私服。ジャンは私服に旧ジャケット(ブーツを履いていない)。ミカサとアルミンは現在の兵団服。と、なっています。これはもしかした今現在の彼らの立場・・・というか心情?を表しているのかもしれないなあと感じました。
現在の兵団服ってあれ、ロングコートが短くなったのか?ジャケットが長くなったのか??どっちなんだろう??最初はロングコートが短くなったのかと思っていたのですが最近は立体起動を付ける必要がなくなったのでジャケットが長くなったのかな?と思うようになりました。立体起動は黒ラバースーツだからw(ラバーなのか?)
あ、でもジークとキャンプしてる兵長たちは旧立体起動装置に旧兵団服だったなあ。

 

シガンシナ全住民強制退去ってことはあそこで地ならしテストでもするのかな?
キヨミ様来てたから近々?ハンジさんはそれを実行する決断をしたということなんだろう。だけどその前にまだ調べたいことがあるってことなんだよね?

 

二つ目はミカサの頭痛。

新兵でフロックの影響を受けているルイーゼ!いやまさかあの子がここに出てくるとは思わなかったし・・・というか1巻2巻ですよ?ちょこっとでてきたの。

この作品に出てくるキャラクターはいままで自分の中にある信条とか衝動・・・自分の中から沸き起こるものによって動くという感じがしていたのだけどここにきて誰か別の他人に狂信的になって動く人たちが目立ってきてちょっと怖いです。(アッカーマンズのそれはまたちょっと違うと思うのです・・・)エレンを英雄視するフロックなんて最初はエレンをあんなに否定して糾弾していたのに・・・。ルイーゼはミカサに対して。あとイェレナのジーク崇拝、ガビのマーレとエルディアに対する考え方とか。

ここでミカサの頭痛がまたクローズアップされてきていてルイーゼの言葉からエレンとの過去がよみがえってくるのだけどそれが若干私たちがそうだと思っていた事実と違ってるのが怖いんですけど。本誌だと印刷がつぶれていてエレン逆光で表情が全く見えないところ、ほんと怖い。電子書籍ではっきり見える表情も怖い。
いろんな説が飛び交っていて巻き戻し説とか、記憶改竄説とか・・・・・個人的にはまき戻しとかされると話がややこしくなるのでミカサ自身が自分の中でなにかを封印しているとかそういう方向でお願いしたいところです。それがエレンからの解放という形につながってくのではないかと思いたいです。そして私はエレミカ厨なのでどうかどうかそこだけは破綻しないでいてほしいと願っています。(結果はどうなっても受け入れる覚悟はできていますが)

この伏線があの時点で張られていたとしたら・・・・1巻とか2巻ってまだこの連載がこんな長期になる見通しもなくいつ打ち切りになるかと考えながら描いていた時期だったんじゃないですか?そういうのいったいいくつあるんだろう??

 イェレナとピクシスの会話、今のところ一方的にピクシスだけが喋っているけど楽しみです。ピクシスのそばには今でもやっぱりアンカさんwフロックにいろいろ吹き込んだのはイェレナなんだろうね。104期といっても駐屯兵あがりのフロックはほかの調査兵団初期メンバーからは孤立してる感じがあるし・・・・って、え?エレンの住処???住家じゃなくて住処???wwwwすごく気になる。エレンってどこに住んでいたのかな??これってミカサの言うところの「私たちの家」なんだろうか???てっきりエレンは兵舎かもしくはシガンシナにいると思っていた。トロスト区での祝賀会から近くの宿泊地で10キロってかなり具体的な気がする。

長っ尻前提で座り込むピクシスじいさんとおむつ交換要員アンカさんがんばれ~。

 

三つ目はガビ。

予想通り・・・やっぱりあの子はガビたちがマーレから来たとわかっていたね。さすがにサシャ殺した本人だということは気が付いていなかったか。しかしカヤちゃんがあそこまでガビに母親の事で問い詰めていくとは思わなかった。

やりとりを見ていて以前にエレンが巨大樹の森でライナーやベルトルトを問い詰めたところとマーレに潜入してライナーと対峙し「仕方なかったんだ」と許しながらもライナーを追い詰めたところが思い浮かびました。ファルコはライナーとエレンの会話も聞いていたしガビよりは客観的な判断ができているので今ものすごい葛藤の中にいると思う。そしてガビはさ、あの子・・・「生きながら巨人に食われる」ことをどれだけ想像して理解してるんだろう?戦場で無垢の巨人は見ているのだろうけれど戦士でもなんでもない足の悪い無垢の母親が娘の目の前で食い殺されるという恐怖を。それを理解してしまったら今まで自分が信じて行動してきたことが全部ひっくりかえって否定されてしまうから頑なに理解を拒んでいるように思えます。

このあとさらにすごいことになりそうで怖いんですけど・・・・ニコロさんに会うんでしょ??エルディア人であるサシャを好いていたマーレ人に。サシャを殺したマーレ訓練兵(エルディア人)が。

 

一気にいろんなことがつながっていく面白さが今月号のキモでした。そしてまだまだその先があって謎が増えています。たぶん来月も休暇取るよ、私は。

進撃の巨人season3#44 願い

軽度のネタバレ(次回放送分程度)がありますのでご了承ください。アニメオンリーの方はお気をつけて。


静と動。
対人立体起動戦。壊れゆくエレンとヒストリアの葛藤。おっさんたちの超絶演技(ケニーとロッド)

対人立体起動戦はケニーVSリヴァイの再戦がアニオリで入って見応えプラスα
直接対決が市街戦だけだとリヴァイがケニーを超えるという成長の話がないままで、まあなくても話は進むけどあった方が説得力あるかな。
シリーズの冒頭に市街戦のケニーVSリヴァイを持ってきて途中にいろいろ差し込んでこのタイミングの再戦というのがいい。

アクションについてはわたしはコレくらいの動きが好きです。動体視力が追いつかないような変態作画も嫌いじゃないですけど疲れるし細かい動きは目が追いつかないじゃないですか。
普通に目で追える派手なアクションっていうのは実は案外難しいんじゃないかとおもうのです。
各アクションでジャンやコニーの戸惑いも良くわかります。
コニーはここでは殺っちゃってますねはっきりと。原作だと髪の毛切ったくらいでしくじった感じがしたのですがどうなんでしょ?サシャに助けられてますが彼女も覚悟決めて人に弓矢を向けてますがコニーがちょっと驚いた感じになってるのはもしかしてサシャは火矢で煙幕を作る役割が主で対人には及ばないと思っていたのか??

そしてトラウテVSハンジ。
二発撃って弾切れとおもったところのアンカー攻撃はフェイントだよねえ。おもいっきり打ちのめされててみんなが一斉に注目してるあたりハンジさん愛されてる。リヴァイのカットが2回も入ってて・・・。
モブリット!せっかく原作変えてついてきてるのに傍にいられなくて悔しいだろうな。

崩れゆく静のパート。
エレンの演技が・・・すごかった。エレンの絶望感。
私はここでなきました。アニメでないた。いや割となくほうですが声の演技で泣いたのってあまりないと思う。
ハンネスさん死亡のときが動の泣きであったのに対してこっちはもう静かに心折れていく静の泣き。
ミカサに見せた慟哭とヒストリアに見せた嗚咽。

ロッドのいうことには一貫性が無い。フリーダがいれば巨人を駆逐できたとかグリシャのせいにしてるけどヒストリアがエレンを食って始祖になったとしても巨人駆逐できないってことを最初言わないのは卑怯。
初代王が巨人に支配されることを望んだから手が出せないとか「結局だめなんかーい!」ってなるよね?じゃあヒストリアがエレンを食う意味はなに??始祖を取り戻して自分が王であり続けるためだけなのか?

ユミルの言葉で矛盾に気が付くヒストリア。
エレンはもう絶望の淵でいろいろ放棄しちゃってるけどヒストリアはすんでのところで振り返れた。
思えばヒストリアをクリスタにしたのはそこにいるちびオヤジじゃないかというところです。ユミルと出会ってやっとヒストリアに戻ることができたのにまたここでロッドの言うなりになって傀儡のような始祖になってしまう。自暴自棄になったエレンの言葉もヒストリアを彼女自身の立ち位置に戻してくれたと思う。

台詞が台詞っぽくないのがこの作品の特徴で話し言葉に近いんだよね。エレンを殴った後のヒストリアのセリフは心から出る叫びみたいなもので、文章で書くとちょっと違和感があるんだけどそこが印象に残る。
あと親父を投げ飛ばした。wユミルの不正があったとしても訓練兵団成績10位ってのはやっぱそれなりに実力がないと上がれないと思う。この後多分次回に起こるアレもその実力あってのこと。



今回いろいろ端折られて「ないかもしれない」「あるとしても不自然にならないようにどこにどういう風にいれていくのか?」と不安だった例のシーンに一縷の望みを感じてちょっと期待が膨らんでます。

この時点でまだヒストリアは女王になれとは言われてない。だからこの後きっとあるよね?「お前が女王になるんだよ」シーン。

原作ではまだ何も判らないうちからいきなり言われて読んでるほうもいきなりそれはないだろう?と思った。それを兵長が力づくで押し通したパワハラ案件なのをちょっと和らげるためにリーブスのオッサンが言ったあの台詞。
アニメではヒストリアのほうも自分がどういう立場にあるかわかっているから覚悟は違うものがある。とはいえまたしても他人から役割を押し付けられて演じることになるのは抵抗があるだろう。そういうことであの兵長とのやりとりがあるといいなあ。誰があのセリフ言うのかな?最後に兵長のセリフもあるといいなあ。

ケニーのセリフは一つ一つが「え?そこそういう言い方するんだ!!」という驚きに包まれていて聞いているだけでもうっとりしてしまう。ベロベロバーとかなんであんなにかっこよく言えるんだか!あわせてロッドのラスト退行シーンもすごかった。声が凄い回?いやそれ毎回ですけどね。

進撃の巨人season3#43 罪

色々なことが割と一気に判明して派手なアクションは無かったけど目が離せないいいシーンがたくさんありました。エレンとヒストリアからここで過去に何が起こったか。そしてクーデターの顛末が少しとアッカーマンの謎が少し。

 

だがしかし!

 

原作読んでアニメを見ているおそらくすべての人が「やるのか?やらないのか?」「やるとしたら今夜?」と固唾をのんで待機していたザックレー総統の芸術作品にすべてを持って行かれた感wあれやこれや端折ってもハアハアおじさんとザックレー芸術は外さない公共放送の公共性とは?(でも前から思っていたけどこの手の規制ってわりと民放よりおおらかな気がするよ?ドキュメンタリーとか見てると・・・)

 

エレンのなかのグリシャの記憶がコマ送りのように展開していくさまが「記憶の道」っぽくていいなと思いました。二重らせんまで出てきてた。グリシャ視点だからエレンは自分が無垢の巨人になってその瞳に父親を写し「食べられる」ところを見たわけでこれはかなりショック大きいです。この時点ではグリシャの真の目的とそこで起こったやりとりが分からないからロッドの言うことだけを信じるしかないしそうなるとエレンは今まで自分が頼りにしていたものが全部ひっくりかえってしまったということになります。多分父親に対する不信感とかも出てくるだろうけれどそれよりも自分の巨人としての存在理由が揺らぐしこの場面ではそっちの方が前面にでてくる感じがします。

表情がちょっとうつろになってるし・・・。

 

同時にヒストリアの記憶も甦ってきます。
「女の子らしく」の具体的な説明があまり「女の子」に特化してないところも進撃らしいのかなwあの絵本の内容がどんなものかはわからないけど挿絵の雰囲気から巨人となにかかかわりがあるように思えます。「クリスタ」って何だったんだろう?

誰にも大切にされなかったヒストリアにとって唯一の支えとなっていたフリーダの存在は大きい。記憶をなくされてもその思いは深層のなかに残っていてヒストリアをずっと支えていたのかな。
逆にエレンはカルラママから惜しみなく愛情をたっぷり注がれて自分の感情を押し殺すことなく素直に吐き出せる人間に育っていたんだなあ・・・

そういえばエレンの中にはフリーダの記憶もあるんだよね。ヒストリアを気に掛ける中にはフリーダの思いもいくらか入っているんだろうか。

 

ピクシス指令とエルヴィンの会話の向こう側でちいさくモブが何か動いてるの・・・たぶん調査兵団が出発の準備してるんだろうけど細かいよwそこ動かす??www今回派手なアクションが控えめだったせいかこんなモブやグリシャ巨人の胸毛にアクションついてるのが楽しいですw

ここの人たちは多数の幸せのために小数を切り捨てる覚悟というのを大なり小なりみんな持っていて指令はその中でもより多くの人を救える道を選ぶという。けど、その切り捨てられる小数に自分も含まれるという覚悟もある。そうでもないと何の罪もない人たちを切り捨てては行けないだろうから・・・

それに対してエルヴィンは残り一人になれば争いは無くなるって言っちゃうところがね・・・。たぶんどんな小さなことでも自分の望みを叶えようとしたらそのためにどこかで誰かが嫌な思いをしたり悲しんだりすることは避けられないと思う。すべての人間がいいと思うことなんて何一つない。

この二人はそういう意味では同じことを言っているんだと思います。

 

アッカーマンの謎が少しだけ。

この時点で見てる私たちはリヴァイもアッカーマンだと知ったけどリヴァイ自身は自分の姓がアッカーマンだってわかっていたんだっけ??というところがずっと私の中では謎です。わかっているらしいとは推測できますがどこから聞いたか?フレーゲルからの情報だとは思うけど。

ちなみに・・・ミカサとリヴァイが親戚か~~~って知って真っ先に思い浮かべたのはスナフキンとミィとミムラ姉さんズでしたwww

あと、ちょっと解り辛かったんだけど松明をもって先導してるのがモブリットで松明を持たずにアルミンと並走してるのがジャンってことだよね。

 

ナイフの角度が変わって若ケニーになるカッコいい演出。

ケニーの声と演技が凄すぎて何度でも聞いてしまう。「なあ言えよ、孫が可愛くねえのか?」とか私はものすごく好きです。

そして「こんなクソみってえな世の中に生まれて・・・・・」からのリヴァイ切り替え。はっきり明言してないけどこれでクシェルが産んだ子がリヴァイだって想像できるようになってます。もうすでにオッサンになっちゃったけどねw口癖がクソだし。(いやそこじゃない)

薄着のせいかリヴァイのガタイのよさが際立っています。ここの人たちって兵団服着こんでいるときは華奢で細く見えるのに脱ぐと逞しいのね。エレンも惜しげもなく上半身の筋肉さらしてて・・・というかなんでここ裸なんだろう??

 

今まで謎だった部分が少しずつ解明されつつある展開ですがまだ入り口といったところでしょうか?ザックレーやってくれたことでこの後のマリア奪還シガンシナ戦の諸々が楽しみになってきました。

(変な話ミカサの刺繍もNHKだったらもしかしたら刺青でいけたんじゃね?くらいには思ってしまいます。事情はよく知らないから憶測だけど)

 

次はトラウテさんとハンジさんの対人立体起動対決が楽しみです。

(この二人どうしてもさん付けしちゃう謎)

 

進撃の巨人season3#42 回答

クーデター成功です。
何が問題でどういう意図で実行され今後どんな問題があるのか、スッキリまとまった感があります。
私はにわかなので原作一読しただけでは解り辛いところがあったんですね。何度か読んで何となく理解したところはあります。多分読み返すことを前提とはしないアニメなのでストーリーを追うことを重視した構成にしたんだろうなあと思います。
アニオリの人類憲章もいい仕事してます。
 
 
 
アバンに先週のハイライト。
ワイルド分隊長パンチと靴をおたべシーンにエルヴィンまで。また見れてうれしい。
 
あの馬車はもしかしてクーデターのために集まったザックレーの部下かしら?
 
人類憲章。コレをだすことで個々の考え方の相違と立ち居地がわかりやすくなっています。王政のメンツがそれを声高に訴えれば訴えるほど後になって自分たちに返ってくるわけですね。怖いわ。
 
今壁の中にある不安要素かエルヴィンから語られそれを解消するためにもマリア奪還は必須でありそのための調査兵団とエレンの必要性を訴える。
王政側はエレンとヒストリアを手に入れているので自分たちの周りだけ固めれば無事であると確信していてローゼを切り捨て自分たちの保身を考える。
それがピクシスの放った罠で明らかになってはっきりとこれは「クーデター」であると宣言される。
 
結局のところエルヴィンは人類のためのマリア奪還という大義名分を掲げつつ本心はシガンシナのイェーガー地下室に行きたいだけという超個人的な動機でクーデターを起こしたわけだし、ザックレーは元々「俺はやるぜ」だったわけだし、まともに人類の未来を考えていたのはピクシス指令だけだったのかww
 
死刑を宣告された時のエルヴィンの不敵な表情は自分の打った博打がどちらに転ぶのか考えているのだろうか?自分の運命を天秤にかけてその傾きになんかこうワクワクしてる感じ?ナイル心の叫びと驚きの表情が煽ってくる。
 
しかし憲兵団とかザックレー部下たち、みごとにおっさんばっかりだね。画面が濃いわ。season2までは入れ替わりが激しい調査兵団ばっかりみてたからわかくてぴちぴちしてたんだなあ~と。
 
フレーゲルが新聞社で頑張るところはいいなあって思いました。個々の人々が動いて民衆を動かしている感があります。フレーゲル、アニメではかなり推されてるよね。
とはいえ民衆の不安はある。いきなりのクーデターだし。とくにアニとエレンが暴れまわったストヘス区の人たちとか兵団に好印象ないだろうしそういう不安要素がまだまだあると思う。それにまだヒストリアはレイスの所にいるし真の王を立てるとは言っても現実的なところまではいってない。これからが大変だよってのはほんとそう。
 
そしていよいよレイス領での攻防に向かうんですね。
正当防衛が認められたとはいえその手を血に染めてしまった104期は覚悟を決めてさらに対人の闘いに身を投じていくのか・・・。
 
リヴァイとハンジのあまり多くの言葉を交わさないけれど伝わっている感じが好きです。 女型との戦いでリヴァイは部下を失い、ケニーとの戦いでハンジの部下も犠牲になり頼れるものをほとんど失ってしまった二人にとってこれから戦いに向かう104期生たちはどんどん特別な存在になっていくんだろうなあ。同僚としての気安さはなく歳が離れているから保護者みたいな感じはするけれど。
 
やっと出てきた拘束エレン。いままでいくつもの拘束シーンがあったけれどこれほどいろんな意味で滾る拘束は無いんじゃないでしょうかwヤバイ半裸。
 
次回は色々な秘密が暴露されるのか。トラウテVSハンジ楽しみです。
 
 

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進撃の巨人season3#41 信頼

王政との対立が調査兵団だけではなく憲兵団もそれに含まれる可能性とか、もう王政そのものが何か企んで隠してる感がそれぞれのシーンにじわじわときています。
視点は大きく三つ。
リヴァイ班はマルロとヒッチ。
ハンジ班はフレーゲルと新聞社巻き込み。
エルヴィンは中央で・・・。
皆がみんな、何も知らされず(王政の)いいように生かされてることを知りそれに抗う姿勢を見せていく。
いろいろ突っ込みたいところと、恰好よくて震えるところといいたいことは沢山あるけど概ね「キャラ語り」になってしまいそうな今回。
 
ヒッチとマルロいいなあ。
こういう「お互いに知らない者同士」が「共通の知人」の事を思ったり語ったりしてそれが交差する瞬間というのがとても好きです。
そしてこの作品はそれが分かった後のお互いの反応などを詳しくは語らないんですよね。そういうところがいいんですよw
 
仲間が敵対する巨人だったという衝撃と苦悩は計り知れないし皆まだそこから立ちなおてもいないから黙るしかない。「アニの事は自分たちのほうが」とか「何もしらないくせに」みたいなことは誰も言わないところ。
あとマルロの言動からエレンを思うジャンと、ジャンの言葉からアニの言ってたエレンの事を思いだすマルロとか。エレン不在だけどちゃんと存在してます!主人公!
 
104期たち。
ジャンがひたすらかっこよく作画綺麗ででもずっこけててwwサシャが弓を斜掛けして川を飛び越えてくるの可愛いとかwコニーが例のぼうしだったりwフードアルミンのシャツの色にときめいてみたりwww
 
しかしだ・・・
せっかく憲兵団とっ捕まえて装備剥いて情報聞きだして「行くぞ!今度はこっちから仕掛ける!!!」て、かっこよく決めてアレ???アレなの???馬車で突っ込むだけwwwwww飲んでたお茶噴きそうになったよ?
 
憲兵引きずってくる兵長がよくないですか?人を引きずってヌッとでてくるところ。人の重みみたいなのがあってどさっと投げ出すところ。
靴ごと突っ込むしシバキなれた感じもハンジが一緒だったサネス拷問よりもこっちの方がリヴァイの元地下街ゴロツキとしてのヤバさが滲み出ている気がします。
 
そしてとりあえず今回もハンジさんが素敵でカッコいい活躍回。
ハンジージャンプ?(って言ってるのをネットのどこかで見た気がする)と、ワイルド分隊長パンチが見れた!アクションかっこいい!
パンチの後の「いってえええ~」のアクションとモブリットのツッコミテンポが最高です。
ハンジとフレーゲルの会話がよくてね、屋根の上で「おもわねえよ」って言われた後のハンジの表情が細かい。
 
新聞社の二人はナイルのところでロイが王政に逆らわない姿勢を見せピュレが制止させられるところと、フレーゲルのところでやっぱりロイが複雑な顔してるところなんかは細かく描写されてましたが次回何か追加あるかなあ・・・ハンジさんの新聞社襲撃(回想)とかロイ説得とかあるといいな。
 
マリーの話。
エルヴィンはここに来るまでに色々なところに根回ししておいたということで、その上でまだどちらに転ぶかはわからない博打状態なんだよね。
マリーや家族を守るために・・・という前置きのもとでお前はどちらを選ぶのか?と問う。まだ何もわからないナイルの「なんなんだこの質問は?」ってほんとそう思うよねこの時点では。
「選ぶのはお前だ・・・そしてかれらだ。」
 
自分メモ
ケニー・アッカーマンがリヴァイに知れました。後ろであからさまにミカサが反応してる。この時点でリヴァイは自分もアッカーマンだと知っているのか???知るとしたらフレーゲルからの情報だと思うんだけどどこで知ったのかなあ?
 
 

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進撃の巨人 #108 正論

別冊少年マガジン発売日の深夜零時にアプリで単話購入して読んでいるのですが、前月がアレだったので再び来るショックを見越して休暇取りました。

こんなに最新話を読むのにエネルギー消費したのは久しぶりです。覚悟決めて読み始める108話。ダラダラと思ったことだけ書いています。

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進撃の巨人season3#40 昔話

ヒストリアとエルヴィン団長の過去話をまとめてここに。
 
前回が動であったのに対し今回は静の回でした。派手なアクションは無いのにきがつけばあっというまにエンディングをむかえていて「え?もうここで終わり??早っ」ってなりました。会話だけの単調なシーンにならないところがさすがだと思います。
 
振るわれた大鉈はクーデターに向かって一直線に下ろされていくのかな?と理解。
そしてハンジとエルヴィン団長がかっこよく、リヴァイの似顔絵が残念な回(笑)
 
ハンジ激昂シーンすばらしい迫力でのバーカ!が聞けて良かったけどここはそれ以上に今後への不安感も増し増しになってるなあと思いました。あとやっぱニック司祭って憎めない人だったよね?ニックを殺されたことに対する憤りが前回の拷問シーンではいまいちだった分ここでぶちまけてもらえてよかったよかった。
 
ケニーといいハンジといい原作の脳内再生をはるかに飛び越えていく声の素晴らしさにアニメ化万歳って心の中で叫びました。
 
机張り倒しシーンは勢い余って一回転したところになんとリヴァイ登場で思わず声が(笑)ここに来るかよ!!ゴキブリ粉々に吹っ飛んだ台詞もなぜかリヴァイが言ってて・・・もう、すみませんありがとう!ハンジがリヴァイの台詞を代弁するシーンはなくなったけど逆にリヴァイがハンジの台詞を代弁したんだ・・・・(ってことにしておこう)
 
リヴァイがすっかりミカサのストッパーになってるwww
 
エルヴィンの昔話はここで来るのか?と思ったところはすっ飛ばして拘束後の回想として使われていたのが印象的でした。確かにその方が自分と父親を重ねてみれるもんなあ・・・アニメだと流れちゃうから関連付けたいエピソードを直近に持ってきて印象付けたんだろうなあ。
 
リーブス殺害現場を素通りするハンジ&モブリットとかさりげなく入ってるところやハンジへの時期団長宣言?モブリットがチラ見してたりモブ調査兵団がいたりしたのも細かいけど好きです。こういうの。
 
 
全体的に私はわかりやすい改変だと思っているのですがどうなんでしょうか?
たしかにピクシスの揺らぎとか個々の思いや機微みたいなのは均されて
一本化されてるとは思いますが。
 
調査兵団は駐屯兵団を巻き込んで王政をひっくり返したい(憲兵団にも種はまいてる)。ひっくり返さないとマリア奪還はかなわない。ひっくり返すための切り札がヒストリアでマリア奪還の切り札がエレン。主軸はそんなところでそこにリヴァイの過去やイェーガー地下室謎や個々の思惑が絡んでいく・・・といった感じでしょうか。
 
 
来週は「ワイルドすぎる分隊長」がみれるのかな?wwwたのしみですw
 
 

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